過去の経歴および実績(浜松市に転居以前の実績)

⇒すべての実績は、「古賀道恵」の名前で行っております。

研究業績

学術論文

サービス業の新たなマーケティング・アプローチ

単著

1996

11

北九州大学大学院紀要第10

本論では、今日までのマーケティング研究におけるサービス概念をあらためて問い直す。このことによって、サービスを積極的かつ実践的に捉える新たなマーケティング論の可能性を検討した。

「サービスの産業化」理論の歴史的役割

単著

1999

1

九州産業大学大学院『経営研究』創刊号

本論では、レビット理論を再度検討し、その歴史的かつ本質的意義を明らかにした。この理論が現代社会においてどのような役割を果たしてきたのかを考察。

サービス業におけるISO 9000sの現状と意義~サービス・マーケティングの視点から~

単著

2000

12

48回九州経済学会年報

本稿の目的は、ISOの認証取得がサービス企業にどのような意義があるのかを、明らかにすることにある。

製造業とサービス業の比較検討を通して、サービス・マーケティングの視点から、サービス企業におけるISOの認証取得のメリットについて言及していった。

サプライチェーン・マネジメントとロジスティックス

単著

2001

1

九州産業大学大学院『経営研究』3号

本稿は、サプライチェーン・マネジメントとは何か、を明らかにすることを目的とする。特に、サプライチェーン・マネジメントという経営戦略を実現せしめるロジスティックスの視点から捉え、類似点・相違点を明らかにすることによって、サプライチェーン・マネジメントの積極的意義を考察した。

医師会病院を中心にPHSデータ通信を用いた地域医療情報共有システム

共著

2002

 

医療情報学誌、22(1)、医療情報学会

本稿では、宗像地域医療情報ネットワーク(通称:むーみんねっと)導入経過、システム内容について説明する。また、実証実験期間中に行ったスタッフ、協力医療機関、そして患者へのアンケートを通じて、「むーみんねっと」導入後の効果や影響について考察。

【査読付】 医療機関における患者との関係づくり~宗像医師会病院の電子カルテ導入ケースを通して~

単著

2002

12

九州マーケティング・ジャーナル懸賞論文受賞論文

 

九州経済学会年報第40集、九州経済学会

近年、医療機関におけるマーケティング視点の導入が注目されている。特に、患者満足を高める効果的な手段として、「電子カルテシステム」が注目されているのが現状である。

本稿の目的は、医療現場への電子カルテ導入における効果をマーケティングの視点から考察することである。特に、医療機関がマーケティングの視点を導入することによって、患者との関係づくりをどのように構築することが可能であるかを考察。

事例として、宗像地域医療情報ネットワーク(通称:むーみんねっと)事業を取り上げた。

医療機関と患者のリレーションシップ・マーケティング~宗像医師会病院のケースを中心に~

共著

2002

11

22回医療情報学連合大会

本論の目的は、患者情報のネットワーク化(電子カルテ化)による顧客満足度の変化を考察することである。具体的には、宗像地域医療情報ネットワーク(むーみんねっと)を中心に、アンケートを実施し、「事前の期待度」と「実際のサービスの満足度」のギャップから、医療機関の顧客満足戦略を考察した。

【査読付】 “医療機関と患者の関係性構築-宗像医師会病院のケースを中心に”

共著

2003

9

日本経営学会編、千倉書房

日本経営学会『経営学論集73集-IT革命と企業経営』、pp.198-199

女性の起業-地域を動かす新たなニーズ-

単著

2004

1

九州産業大学大学院『経営研究』

女性と経営に関する研究は、ここ23年、事例研究から抽出された「生活者の視点」「感性豊か」「きめ細かい」「女性らしさ」「女性ならでは」といった、イメージと実態の乖離が指摘され始めることとなった。女性起業家の研究は、メディアを中心に作られる華やかなイメージや興味本位で注目されてはいるが、必ずしも実態を反映しているとは言えない。

本論では、女性起業家に関する先行研究や調査報告を整理・検討し、その現状を明らかにすることを目的とした。

【査読付】 医療マーケティングにおける情報提供サービスの役割

-「北九州医療ガイド」のケースを通して-

共著

2005

4

コンピュータサイエンス学会“コンピュータサイエンス”

200312月、北九州市医師会は医師会会員向けに提供していた医療機関情報を、一般住民向けに公開することとなった。「北九州情報ガイド」と呼ばれるこの情報提供サービスは、パソコンだけではなく、携帯電話からのアクセスを可能としている点が特徴である。

本稿では、医療機関と患者が「情報」を媒介とし、いかなる関係を構築することが可能であるかを考察する。具体的には、「北九州情報ガイド」のアクセス分析を通じ、患者の医療情報に対する新たなニーズを明らかにした。

 【査読付】 “女性の起業とジェンダー・ニーズ”

共著

2005

9

日本経営学会編、千倉書房

日本経営学会『経営学論集75集-日本企業再生の課題』、pp.190-191

 Mobile Blogの医療への応用-在宅介護のツールとして

共著

2005

12

クリニカルプラクティス

在宅介護および自己健康管理のためにネットワークを用いた情報連携システムを構築するため、カメラ付き携帯電話で利用可能なブログシステムの可能性を検討した。

レビット・マーケティング理論の現代的意義

共著

2008

7

2008年経営行動研究年報

レビットの「サービスの産業化」理論を、彼の根本的な問題意識から考察していくと、その本来的な意味は、単にサービスの品質を管理するため作業の標準化・規格化を単に薦めたものではなかった。「サービスの産業化」は、脱工業化社会を迎えつつあった当時の時代背景から、現代社会をいかにとらえていくかという、積極的な役割を理解することができる。

そこで、今回の報告においては、レビットの「サービスの産業化」理論を検討し、その歴史的かつ現代的意義を明らかにしていった。

【査読付】 マーケティング・イノベーション~レビット・マーケティング論の位置づけ~

共著

2009

9

日本経営学会編、千倉書房

日本経営学会『経営学論集79集-日本企業のイノベーション』、pp.238-239

その他(コラム、書籍関連)

“情報化あれこれ-第3回病院情報とマーケティング”

単著

2005

3

メディカルマネジメント

メディカルマネジメント月刊誌コラム

「科学論文がスラスラ書ける!パソコンのやさしい使い方 - 図表・グラフ作成から統計解析、画像処理、電子投稿までこの1冊ですぐできる!

共著

2005

4

羊土社、日本コンピュータサイエンス学会

「第22わかりやすいグラフ作成」担当

「バイオ研究がぐんぐん進む コンピュータ活用ガイド」

共著

2006

2

羊土社

「第1部研究生活で便利な活用術 第3章論文を執筆する (3)グラフ作成」担当

調査報告書

【委託】「北九州市企業の物流戦略」 

共著

2000

3

北九州大学産業社会研究所

第3章“北九州市小売業・卸売業の物流戦略”担当

【委託】「北九州市産業レポート2001(北九州市産業白書第4版)」

共著

2002

5

北九州市経済局産業振興部

第1部第3章「小売業の動向」担当

【助成】「チャレンジする女性を紹介する情報ポータルサイトの構築と展開についての実証研究」

単著

20083

北九州市立男女共同参画センター ムーブ

「平成19年度 ジェンダー問題調査・研究支援事業」成果報告書

【委託】ICT を活用した新しい働き方と女性の就業~テレワークを中心に」

共著

20093

福岡県男女共同参画センター あすばる

平成20 年度あすばる 調査研究事業

 

辞典

【委託】「広告大辞典」

共著

2006

4

宣伝会議

「マーケティング論」や「経営戦略論」に関する15単語分を担当


学会報告

サービス業の新たなマーケティング・アプローチ

1997

10

日本商業学会九州部会

九州産業大学

「サービスの産業化」理論の歴史的役割

1999

3

日本商業学会九州部会

福岡大学

サービス産業におけるISO 9000sの現状と課題

1999

12

九州経済学会第49回大会

九州大学

ロジスティックスとサプライチェーン・マネジメント~SCM研究に見るロジスティクスの役割~

2000

7

日本商業学会九州部会

九州国際大学

リレーションシップ・マーケティングと顧客ロイヤルティ~組織へのロイヤルティの限界~

2001

7

経営行動研究学会第11回全国大会

和光大学

リレーションシップ・マーケティングと顧客ロイヤルティ~北九州市における小売業の取組~

2001

12

九州経済学会第51回大会

九州国際大学

医療機関と患者の関係性構築

2002

9

日本経営学会全国大会第76回大会

明治大学

医療機関と患者のリレーションシップ・マーケティング~宗像医師会病院のケースを中心に~

2002

11

医療情報学連合大会第22回大会

アクロス福岡

インタラクティブメディアとしての携帯電話~ワン・トゥ・ワン・マーケティングの新展開~

2003

5

日本広告学会九州部会

西南学園大学

地域におけるビジネス・インキュベーションシステムの確立と産業振興

2003

10

沖縄経営・会計・商業・情報連合学会-第5回学術シンポジウム

名桜大学

女性の起業-地域を動かす新たなニーズ-

2004

9

日本経営学会全国大会第78回大会

早稲田大学

北九州市の携帯電話医療機関情報サービスにみる患者行動分析

2004

11

24回医療情報学連合大会

名古屋国際会議場

ケイタイ医療情報サービスにみる患者行動分析

2004

12

九州経済学会第54回大会

九州大学

創業支援活動におけるNPOの役割

2004

12

日本経営教育学会九州部会

九州産業大学

病院マーケティングにおけるケイタイ医療情報サービスの役割

2005

2

北九州医療IT研究会講演会

パークサイドビル(北九州)

レビットの社会理論と経営学

2007

8

日本経営学会九州部会

久留米大学

レビットのマーケティング観

2007

9

経営哲学学会第24回全国大会

九州産業大学

レビット・マーケティング理論の現代的意義

2007

9

経営行動研究学会第17回全国大会

東洋大学

マーケティング・イノベーション

~レビット・マーケティング論の位置づけ~

2008

9

日本経営学会全国大会第82回大会

一橋大学

経済的自立をめざす女性のために~地域貢献としての女性起業家支援活動~

2008

9

実践経営学会51会全国大会

長崎県立大学


調査・研究支援事業

北九州市立男女共同参画センター ムーブ

「平成19年度 ジェンダー問題調査・研究支援事業」→ 助成金公募

 

「チャレンジする女性を紹介する情報ポータルサイトの構築と展開についての実証研究」

 

2007年7月~

20082

 

20087

研究成果報告会にて報告

本調査・研究では、チャレンジする女性を紹介する情報ポータルサイトの構築と展開についての実証研究を行っている。まず、チャレンジする女性をサポートするようなウェブページを作成。次に、個別に作成されたウェブページを集積し、情報ポータルサイトのコンテンツとし、マスとしての強み作りを行なう。そして、これらの実証研究をフォローする調査を行い、効果や問題点の抽出を行なう。

福岡県男女共同参画センター あすばる

「平成20 年度あすばる 調査研究事業」

→ 委託事業

 

ICT を活用した新しい働き方と女性の就業

~テレワークを中心に」

20089月~

20093

 

20093

研究成果報告会にて報告

「ICT(情報通信技術)を活用した新しい働き方と女性の就業~テレワークを中心に」をテーマに、在宅勤務やSOHO、在宅ワークなどを含む「テレワーク」についての調査研究を実施しました。

テレワークを普及していくにあたり、ジェンダーの問題が積極的に語られることはありませんが、ICTの進展-「テレワーク」の活用が、女性の就業、企業活動、行政支援体制などにどのような影響を与えているのかを今考えることには大きな意義があると考えます。

本研究は、女性の就業・再就業や社会における能力発揮の場を求める際における、ICTを活用した新しい働き方の可能性や方向性を考察しています。